2011-06-01 (水) [長年日記] Edit
■ [映画]
ショーシャンクの空に [Blu-ray]
嫁が観たことないというので借りてきた。
何度観ても自分はあまりいい作品とは思えないなぁ。教訓があるとすれば、若いうちに会計を勉強しろということくらいか。第三者の視点で描く場合には、主人公の心理が透けて見えてはいけないと思う。主人公の魅力が生き生きと描かれているという点で、「暴力脱獄」のほうが遥かにいい作品だと思う。
ブルーレイ版の特典には、本作をオフィスに置き換えた短編「The SharkTank Redemption」が収録されている。クソみたいな仕事から解き放たれて、ワイシャツを脱いでオフィスの外で腕をあげるみたいな。こういうパロディはおもしろいね。
2011-06-02 (木) [長年日記] Edit
■ 老子いわく
生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、心と体、教育と娯楽、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、つねに仕事であり遊びでもあるのだ。
2011-06-07 (火) [長年日記] Edit
■ [映画]
アンストッパブル [DVD]
予告編を見てつまんない映画かと思ってたけど、それなりにおもしろかった。トニー・スコット監督なのかあ。どうりでおもしろいはずだ。ただ、主人公の設定など、脚本が教科書のようなわざとらしい感じ。
■ [映画]
バニシング・ポイント [DVD]
いわゆるアメリカン・ニューシネマ。まったくもって意味不明。でも、よかった。見てて飽きない。変わり映えのしない道路の映像をずっと観てられる。主人公の名前がコワルスキー。「グラントリノ」と同じだわ。
それから、女性の全裸でバイクにはロマンがあるね!!

2011-06-08 (水) [長年日記] Edit
■ 講演料っていくらで依頼すればいいのか問題
ちょっと思うところあって(まぁ平成仮面ライダー勉強会のことなんですけども)講演料の相場を調べてみました。ここで対象とするのは「個人でイベントを開催する場合の講演料」です。
話が複雑なのはわかっているよ
講演料の話をすると「人はお金のために動くのではないのであって……」云々いうバカに見つかって辟易したりしますけど、「おもしろくない仕事はお金もらってもやらない」とか「知人の依頼なら無料でもやる」とか「主催者やイベントの内容によって値段は変わる」みたいな、各種さまざまな要因が存在することは承知しています。
この点については、東浩紀さんの発言が参考になりました。
ちなみに、学祭の講演だとお車代1万円のみとか平気であります。でもラジオ出演で1万円とか言われたら速攻で断ります。社内講演会なら10万でも断る。主催者が営利企業かどうか、公開かどうか、有料イベントかどうかは大きいですよね。個人の場合、そこらへん自由に裁量ができるのがいいところ。 Sat Feb 26 14:03:09 +0900 2011 via web
hazuma
東浩紀3.0
「学祭だとお車代1万円のみ」なので、オトナなみなさんはこれ以上は提示したいところですが、余裕もないのに高い金額を提示したり、適当な金額を提示して「速攻で断」わられるのも回避したいわけで、何らかの指針が欲しいわけです。ちなみに金額は先に伝えたほうがいいみたいですよ。
そうだ。この機会に言っておこう。ぼくに仕事を依頼するかた、最初に原稿料や出演料のご呈示お願いしますーーー。 Sat Feb 26 14:17:04 +0900 2011 via web
hazuma
東浩紀3.0
(参考:Togetter -「業界の講演料や原稿料についてのリアルな話。」)
無料の話はしないよ
IT業界で広く開かれている「勉強会」だと参加費は無料で、講演者は無報酬ということが多いと思います。私も「ユーザーストーリービギンズナイト」という2時間の講演をしましたけど、ボランティアです。EstherとJohannaのイベントも、無料で開催・講演しました。一部で大好評だった「須藤功平勉強会#01」にいたっては、会場費持ち出しで赤字ですしね(大した金額じゃないけど)。
どれも非営利で個人開催のイベントだったということもありますが、そもそもお金を頂くという認識があまりないんですよね。それが本業だと思ってないからかもしれません。参加費や謝礼などの「お金」を扱うのが面倒くさいという理由もあると思います。さらには、一種の「嫌儲論」に似た何かを感じている人もいるはずです(「会場費以上の儲けが出てはいけない!!」とかなんとか)。
それに対して不満があるというわけではありませんが、その流れを自分で主催した第1回目の「平成仮面ライダー勉強会」にも適用してしまったのは、あまりよくなかったなあと後悔しています。無料で講師を引き受けていただいた宇野常寛さんには大変感謝していますし、そのためにもどうにかして謝礼を払うべきだったと思っています。明和電機の社長の言う「タダではいくことができません」も考えさせられます。
じゃあ、いくらなんだ(1/2)
で、とりあえずはググってみるわけですけども、最初に見つかるのは「講演依頼.com」というサイトです。ここで予算でソートすると、最安値が6万円だということがわかります。仮に事務手数料が20%だとすると、本人の手元に渡るのは約5万円になります。ここが最安値ではないかと仮定しました。※ 講演時間が不明ですが、おそらく1時間なのではないかと想像します。
このことをツイートしたところ、IT業界で講演をされている方々から、最低「2〜3万」という数字を教えてもらいました。ただし、これが一般的な金額かどうかはわかりません。また、あくまでも「最低」の話ですから、それ以上の金額である場合も当然あります。
@kdmsnr 「最低」だと、そんなことないでしょ。私の場合だと、一番安いと2万とかからありますね。もっとも上は10万とかそれ以上もあるけど。 Wed Jun 08 16:03:17 +0900 2011 via Silver Bird
yukihiro_matz
Yukihiro Matsumoto
@yukihiro_matz @kdmsnr 講演自体が無料か有料かとかによるけど、2-3万が多いような。 Wed Jun 08 16:10:40 +0900 2011 via Echofon
masuidrive
Yuichiro MASUI
うん。少なくても3万円は入る。RT @kosaki55tea: そんなに貰えるんだったら、バンバン講演するわ RT @kdmsnr: 講演料って最低5万くらいなのか。IT業界で講演する人も最低それくらいもらってやってるもの? Wed Jun 08 16:41:59 +0900 2011 via TweetCaster
htaira
Hajime Taira
じゃあ、いくらなんだ(2/2)
そこで思いついたのは自治体です。自治体が講師に支払う金額には基準があるのではないかと思い、私の住む杉並区のサイトを検索しました。すると、「杉並区職員研修講師謝礼支払い基準」というページが見つかりました。ここには、1時間当たりの単価として、
A 大学教授、弁護士、医師、ジャーナリスト、著名民間学者 15,000~20,000円
と書かれてあります。ただし、「受講者が100名以上だと1.5倍」となるので、先の「2〜3万」が自治体の価格相応であると判断できます。もちろん、自治体によって価格にばらつきはあると思います。
なお、金額には「0円、5万、10万、20万、40万」という区切りがあるという情報もいただきました。参考までに紹介しておきます。
@yukihiro_matz @kdmsnr @kosaki55tea まつもとさんが2万はありえないのでは? 普通は0円か5万、10万、20万、40万と指数的に増えるものです。 Wed Jun 08 18:00:38 +0900 2011 via web
ODAGIRI_Koji
小田切耕司
ちなみに、仮面ライダーXは50万で、さかなクンさんは150万だそうです。このようにすでに値段が設定されている方は、その値段で依頼すべきなのは言うまでもありません。
あとは受講者数と参加費の問題
講演料の目安がわかれば、それと会場費と合わせて全体コストが算出できるので、見込み参加者数から参加費が算出できるはずです。営利目的なら利益を追加してもいいでしょう。
ただ、参加費をとるとなると、「有料にしてまでお客さんが来るのか問題」や「お金を扱うのが面倒くさい問題」が発生します。イベントを開催するからには「でも、やるんだよ!」と頑張るしかないと思いますが、参加費を徴収しない「個人スポンサー」というアイデアを教えてもらいました。
@kdmsnr イベントのTシャツを作って、それを5000円で購入してもらう形で事前にサポーターを募りました。お金は確実に集金できるように知り合い中心で募集しました。 Wed Jun 08 13:23:36 +0900 2011 via Echofon
bikisuke
Takuma Watabiki
参加者本人ではなく、「必ずしも参加者ではないスポンサー」から事前にお金をいただくというのがポイントです。これはいいアイデアだと思いました。イマドキなら「KICKSTARTER」や日本版の「CAMPFIRE」みたいなサイトで出資者を集めるという手もあるかもしれません。PayPalで寄付してもらうのでもいいかもしれません(あ、個人送金ダメなんだっけ?)。
その他にも、会場で任意の金額を支払う松本人志の「松風'95」方式(懐かしい!!)や、otsuneさんのtumblrにあった「講演料を完全歩合制にする(注:mixi日記)」方式も考えられると思います。ただ、こういうレベニューシェアは100%モメるので、自分はあまりオススメはしないです(最悪の場合、講演料も払えないし)。
結論らしきもの
というわけで、個人で誰かに講師をお願いする場合は、
- 「2〜3万円(余裕があれば5万円)」でお願いしてみる。
- それでもダメなら価格を相談する。
を基本構成として、本当に予算がない場合に限り、
- 「無料」or「交通費のみ」で申し訳なさそうに泣きながら懇願してみる。
という手を使うのが良いと思います。もちろん、余裕があってたくさん支払えるなら、それ以上の金額を出すことを止めるものではありません。講演料と交通費は別という話もよく聞きます。そのあたりは講師とよく相談すべきでしょう。
また、従来の「勉強会」であっても、「講師は懇親会無料」あたりから始めてみるのも悪くはないのではないかと思います。
予告
ということで、講師に講演料を支払えるような形で「第2回平成仮面ライダー勉強会」を開催したいと思ってます!! 時期はオーズが終わった頃かなあ。もちろん、無料で講師をやってくれる人がいれば、それはそれで大歓迎です!!
※ お金をとるとなると商標権についてもクリアしないといけないんだろうなあ。「仮面ライダー」で商標検索すると第41類には登録されてなかったようではあるけれど。「Web 2.0」でイベントをやると訴えられる?とか怖いよね。「Facebookを活用して云々」みたい有料セミナーを勝手にやってる企業とかたくさんあるケド……。詳しい人は教えてくださいませ。
2011-06-11 (土) [長年日記] Edit
■ [映画]
リトル・ランボーズ [DVD]
この映画自体はさほどおもしろくないんだけど、ここで描こうとしていることが大変おもしろい。子どもなりの背伸びと、何かに純粋に打ち込んでいくさまと、友達との不器用な付き合い方と、6年生のちょっとオトナな集まりと、調子に乗ってハシャギすぎたあげく友達がケガしちゃってうひゃあどうしようどうしようみたいな感じとか。あるある。
彼らのように、子どものころに映画を作る文化があるのは羨ましい。
2011-06-12 (日) [長年日記] Edit
■ [映画]
修羅雪姫 [DVD](小池一雄/上村一夫/長田紀生)
梶芽衣子すげーの一言。着物で仮面舞踏会のシーンがよかったなあ。中田喜子が映画に出てるのがなんだか新鮮。
■ homebrewを使っている環境でrsdlをインストールする
/usr/local/Library/Formula/sdl.rb を以下に修正してから、
# Sdl assumes X11 is present on UNIX
ENV.x11
+ ENV.universal_binary
system "./autogen.sh" if ARGV.build_head?
- system "./configure", "--prefix=#{prefix}", "--disable-nasm"
+ system "./configure", "--prefix=#{prefix}", "--disable-nasm", "--disable-pthreads"
system "make install"
以下を実行
brew install sdl # Ruby/SDLをインストールしてから sudo gem install rsdl
追記
Ruby/SDLに認識してもらうには sdl_*.rb にすべて「ENV.universal_binary」を追加するといいみたい。
2011-06-13 (月) [長年日記] Edit
■ [本]
ウェブ×ソーシャル×アメリカ <全球時代>の構想力 (講談社現代新書)(池田 純一)
WIRED誌復刊とかで話題みたいなので読んでみたけど、目についたものを思いつきで結びつけてダラダラ書いてあるような印象を受けた。あとがきにある「平面的でない」ことには成功しているのだけど。
■ [本]
私にはもう出版社はいらない~キンドル・POD・セルフパブリッシングでベストセラーを作る方法~(アロン シェパード/佐々木 俊尚/佐々木 俊尚(特別寄稿)/平林 祥)
米国アマゾンのセルフパブリッシングの本なので、内容はあまり参考にならない。出版後も表紙・書名・商品の説明を変更できるので、A/Bテストしながら調整する。SEOみたいな感じで検索結果重要。著者ページを充実させる。できるだけ推薦コメントをもらう。ランキング・おすすめ・競合・カスタマレビューなどに気をつける。こんな感じかな。
佐々木俊尚さんが特別寄稿を書いている。曰く、従来の4つのプロモーション方法(取次営業・書店営業・出版広告・献本)は、「実効性がかなり薄れてきている」。そして、
本は、その本がなぜ面白いのかという背景まで全部背負ったコンテキスト(文脈)の中で読まれ、そこでどう読まれ、みんながどんな感想を持ったのかということまで含めてエンタテイメントとして読まれるようになっていく
ので、
- ソーシャルメディアを駆使して、
- 多くの人々とコミュニティを構築し、
- ダイレクトに情報を発信する
べきだそうな。
うーん。まあ、そりゃそうだろうけど、それはそれで自分でマーケティングするという別の難しさが登場してるよなあ。「漸進的な内容の更新」のほうが、とりあえずのメリットは大きいと思う。
■ [本]
Rubyではじめるゲームプログラミング―人気の国産言語で、誰でも簡単にゲームが作れる! (I・O BOOKS)(山本 団)
(今更だけど)これは楽しい本だなあ。著者のMyGameがライブラリであることをさほど感じさせずに、Rubyの基本的な文法を段階的に説明してくれる(新しい文法の登場がワザとらしくない!!)。それでいて、しっかりとゲームも作り上げていく。MyGameが自然な内部DSLになっているのが特徴なのだなあ。Rubyの入門書としてもオススメ。誤植がチラホラあるっぽいけど、ソースコードをダウンロードすれば問題ない。
最初はRuby/SDLがMacで動くかよくわからなかったので、本だけ見て終わろうかと思ってたんだけど、homebrewでSDL関係をインストールしたらあっさり動いたので、サンプルを動かすことができた。なので、Macユーザにもオススメ。
こんな感じ。サンプルのキャラクタもかわいい。

Rubyではじめるゲームプログラミング―人気の国産言語で、誰でも簡単にゲームが作れる! (I・O BOOKS)
工学社
¥ 2,415
2011-06-15 (水) [長年日記] Edit
■ [Ruby] Ruby で Array を継承したクラスをうまくあつかう
どうなんじゃろう。
# -*- coding: utf-8 -*-
# http://subtech.g.hatena.ne.jp/secondlife/20110615/1308132468
class MyArray < Array
def self.method_added(name)
orig = "#{name}_orig".to_sym
@methods ||= []
return if @methods.any?{|i| i == name or i == orig}
@methods.push orig, name
alias_method orig, name
args = Array.new(instance_method(orig).arity) {|i|
"arg#{i}"
}.push("&b").join(',')
class_eval <<-EOF
def #{name}(#{args})
rt = #{orig}(#{args})
(rt.class == Array) ? self.class.new(rt) : rt
end
EOF
end
def odd
select {|f| f % 2 == 0 }
end
end
a = MyArray.new([1, 2, 3])
p a.odd.class #=> MyArray
■ [本]
問題解決のための高速思考ツール(デビッド ストレイカー/David Straker/富沢 昇)
3円で売ってたので買ってみた(実際には送料がかかるので250円くらい)。ポストイットをList・Tree・Map(グラフ)に構造化する。それぞれ2種類あって、計6種類。訳者はこれをコンピュータ科学のデータ構造と同じだと言っている。で、情報をFOG因子[F(ファクト)・O(オピニオン)・G(ゲス)]に分類する。まあ、いたって普通かなあ。
2011-06-17 (金) [長年日記] Edit
■ [映画]
アニマル・ハウス スペシャル・エディション [DVD](ハロルド・ライミス)
大学のフラタニティを扱ったコメディ。映画「ソーシャル・ネットワーク」で出てきたけど、何だかよくわからなかった、あの「フラタニティ」の仕組みがよくわかる作品(誤った理解です)。全体的にゴチャゴチャしてて、話はよくわかんないんだけど、部室でダメ人間がウダウダするあの嫌な感じと、でも若い頃は何だって楽しいんだよ感がよく伝わる。
特典映像にメンバのその後が描かれているんだけど、頭でビール缶をつぶすデブのブルータスキーが、アメリカ大統領になってて吹いた。なんだそれ。
ちなみに主役の1人が映画「アマデウス」のモーツァルト役だ!
2011-06-18 (土) [長年日記] Edit
■ ダライ・ラマへのジョークに適切な日本語訳をあてはめてみる
オーストラリアのテレビ番組でダライ・ラマに仏教ジョークを言って通じなかったというニュースがあったんだけど、ジョークの意味がよくわからない。
これが該当部分。
The Dalai Lama walks into a pizza shop, and says, 'Can you make me one with everything?'
前半部分はいいよね。次のような意味だ。
ダライ・ラマがピザ屋に行って、こう言ったんだ。
で、問題は後半なんだけど、ピザ屋的には
「(トッピングを)全部乗せてくれる?」
っていうことはわかる。 でも、仏教的な意味での「make me one with everything」ってのがよくわからない。
とりあえずググってみたら、「梵我一如」って書いているひとがいた。でもそれって、ぜんぜん仏教じゃないじゃん。なんで仏教がブラフマンとかアートマンとか言うんだよ。
で、仏教についていろいろ調べていたら、華厳経に「一即多・多即一」という言葉がみつかった。これは、縁起を言い換えたもので、部分と全体が関係性を持ち、円環しているという意味らしい。つまりは「空」であり「悟り」だ。そして、「一緒くた」の語源だという説もある。
結論
ここでの仏教的な意味は「一即多できる?(悟り開けるかな?)」であり、 ピザ屋的な意味は「一緒くたできる?(全部乗せできる?)」である。 そして、ジョークとしての適切な日本語訳を当てはめるならば、
「いっしょくたできる?」
が妥当だと考えられる。
つまんねーのは一緒だけど。
2011-06-19 (日) [長年日記] Edit
■ [映画]
修羅雪姫 怨み恋歌 [DVD](小池一雄/上村一夫/長田紀生/大原清秀)
物語はグダグダだし梶芽衣子もあまり活躍しない。でも、たまに笑うのがかわいいんだあ。さすがに殺陣はカッコいいけど、銃に負けるというのはどうしたもんですかね。いっそのこと刀で弾き返してもいいと思う。
でもまあ、見終わってみると、グダグダなのも逆にいいみたいな感じでした。グダグダっていうかムチャクチャっていうか。
■ [映画]
L.A.大捜査線/狼たちの街 [DVD]
偽札の作り方をぜんぶ見せるとか、顔が撃たれるところをそのまま見せるとか、そういうのがイイ。 悪役がウィレム・デフォーなんだけど、頭いいのか悪いのか、強いのか強くないのか、よくわからない。 でも、それがまたイイ。ただ、スポーツクラブの更衣室でパンツまで脱ぐ意味がよくわからなかった!!
2011-06-21 (火) [長年日記] Edit
■ [映画]
十三人の刺客 通常版 [DVD]
日本映画はスーパー戦隊と仮面ライダー以外は観ないようにしているんだけど、これは評判いいので見てみたら、ヤベーじゃん!! スゲーじゃん!! やればできるじゃん!!
いいシーンはすべて稲垣吾郎が関係してる。すごいよ吾郎ちゃん。完璧だよ。最初の短い時間で彼のイカレ具合がつぶさにわかるようになっている。ここで観客は心を1つにする(うおー!! ヤッチまえ!!)。吾郎ちゃんは何かあると「おもしろい」と言ってニヤリと笑うのが最高なんだぁ。最初から最後まで最高。特に伊勢谷への小太刀のシーンは大傑作だ!! (それを台なしにしやがって、何だあのラストは!!)
主人公の役所広司は、そのような暴君っぷりを見せつけられて、これまた「笑う」んだ。武者震いをする。江戸時代末期になり、ながく戦もなく、実戦を経験した侍は少ない。つまり、武士というシステムそのものが崩壊に近づいているんだ。そのようななかで、武士という記号として「盲目的に主君に仕えること」よりも、1人の「武士であること」を選んで立ち上がる。ただ、役所広司の演技はあまり好きじゃないので、ボスにするのはなんだかなあ。
13人の侍のメンツもいい。まずは松方弘樹。いるだけで場面がピリっとするよねえ。そして殺陣が完璧すぎる。スタッフは気を使っただろうなあ。次に、沢村一樹。主役ではないがイケメンで、このポジションができる役者は貴重だよなあ。いいところに配置してあった。石垣佑磨と高岡蒼甫のイケメンのホモソーシャルもいいですね。近藤公園の爆破シーンもいいよなあ。血の色はアレだよね!!(先日みた「修羅雪姫」は血が朱色なんだよ)それから、何気に登場時間の多い波岡一喜も存在感のある演技でよかった。伊原剛志の浪人はカッコよかった。最後までとどめを刺せ!! っていうのがいいよねえ。こういう泥臭いのが戦場なんだ。そして、その弟子の窪田正孝。最後のカメラが横になるシーンが猛烈によかった。初めて人を斬ったというところからの心の成長もいい。って、誰かと思ったら、窪田くんは「ゲゲゲの女房」の池上遼一じゃないかあああああああ。おおおおおお。伊勢谷友介はラスト以外はよかった(ありゃなんだよマジで)。ギャグ担当なのもいいですな。山田孝之はもっと前に出てもよかったかなあ。ヴェネツィアに行ってたから主役級かと思ってたら、あまり出番もないし、キャラも立っていない。相棒の人(六角精児)と古田新太は……うーん、どうなんだろう。
相手方の市村正親はいいんだけど、役所広司との相性が悪いかなあ。そうだ。吾郎ちゃんの蹴鞠がココで効いてくるとは!!
本当に最低なのは2つだよなあ。牛……なんだあれ。伊勢谷のラスト……なんだあれ。 他にも気になるところは多々あるけれど、総合的に見て、これは傑作。吾郎ちゃん最高。本当に最高。
工藤栄一監督、片岡千恵蔵先生主演の作品も観ようと思った!!
2011-06-22 (水) [長年日記] Edit
■ [本]
Being Geek ―ギークであり続けるためのキャリア戦略(Michael Lopp/夏目 大)
自分はギークでもナードでもないので(ボンクラというのは認めざるを得ないかもしれないが)これといって参考になるようなことはなかったのだけど、目の前にあることに没頭しすぎて、現実世界で生きるのが辛い本物のギークやナードにとっては、仕事や評価や転職に関するアドバイスが満載のこうしたハンドブックは、本当に心強いと思う。
あるいは、「管理職のためのハッカー FAQ」を読んでハタと目が覚めたようなマネージャや、「プログラマの嫁が知るべき97のこと」を読んで頭を抱えた嫁や彼女など、ギークやナードの周囲の人間たちが、本書を通じて彼らの生態を理解するのにも適していると思う(23章がオススメ)。
気になったところといえば、25章の「トリクルリスト」。これは、小さな積み重ね(トリクル:しずく)が大きな成果を生むというもの。日課とする項目を書いておいて、毎日◯×をつけていく(参考)。TODOリストでは管理できないような、長期的な戦略に役立つそうだ(勉強するとか、人に話しかけるとか、本を読むとか)。これまでにも似たようなものはあったけど、「トリクルリスト」っていうキャッチーな名前がついたのがいいなあ。著者は紙で管理しているようだけど、Evernoteのチェックリストでもできそうだと思った。
翻訳は本当に読みやすい。夏目さんはすごいなあ。
2011-06-23 (木) [長年日記] Edit
■ [映画]
バットマン リターンズ [DVD]
BSでやってたやつ。いかにもティム・バートンっぽい感じですね。表面だけキレイになぞるような。あんまり好きじゃなかったなあ。
2011-06-24 (金) [長年日記] Edit
■ DevOpsカンファレンスに参加
案内文で訳書(『ウェブオペレーション』)が取り上げられていたので参加してみた。あまり馴染みのない感じのクラスタだったので、あらゆることが新鮮だったなあ。おもしろかった。特に、ミツバチワークスの @:hiroshi19790209 さんの話はよかった。DECOLOGってサービスは知らなかったけど、変化の激しいサービスならではの「困ったらやる」っていうスタンスがいい。仕事仲間と家族と一緒にBBQするってのもよかった。
それにしても、日本最大規模のサービスでも10人以下で運用しているんだなあ。大変そうだ。でもみんな楽しそう。
終わってからそのまま懇親会に突入しちゃったので、すばらしい書評を書いていただいた@:riywo さんにお礼できなかったのが残念。またの機会にでも。
あとは、mizzy(@:gosukenator)さんと名刺交換できてよかった。@:hmskさんには18章にサインもらった(いえい)。
2011-06-26 (日) [長年日記] Edit
■ MacにPILを入れる
aafigureがPILがないと言うからいろいろやったけどよくわかんないので諦めた。 いっそのことhomebrewでPython27を入れるといいみたい。
$brew install python #=> python27 $pip install pil
■ LL Planets(8/20)の「メタプログラミングの光と闇」に出ます
『メタプログラミングRuby』の訳者ということでお声がけいただいたのですが、ハッカーに囲まれたりしたら泣いちゃうわ。まだ詳細を聞いてないのでどんな感じになるのか僕にもわかんないんですけど、いっしょうけんめいがんばります……><。
2011-06-27 (月) [長年日記] Edit
■ [本]
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 08月号 [雑誌]
先月は池上彰特集でつまんなかったけど、今月はおもしろかった。
- データマイニングの対象となるようなユーザの行動データを「ビッグデータ」と呼ぶらしい
- 最もクリエイティブな人の第1位が誰この人?って思ったら、アルジャジーラのCEOらしい(ワダーフ・ハンファル)
- 大根役者第1位はキアヌ・リーヴスらしいんだけど、お前らは「ビルとテッドの大冒険」を見たことがあるのか?
- レディー・ガガ先生の「Born This Way」は、「私はそう生まれてきた(のだから変わらない)」という意味ではなく、「何度も生まれ変わり、しっくりくるアイデンティティを見つけて、自分自身の人生のチャンピオンになる」ということらしい。
- アップル社にはタスクの責任者を意味する「DRI(Directly Responsible Individual)」という社内用語があるらしい。でも、ググったら一般に使われているみたいだ。
- 失敗した最初のMobileMeのチームは、ジョブズに鬼ギレされたらしい
- マザー・テレサとレディー・ガガは似て蝶(振る舞い的な意味で)
- ブリッジウォーターというヘッジファンド。CEOは超越瞑想(TM: Transcendental Meditation)にハマってるらしい。ビートルズが傾倒したことでも有名らしい。知らなかった。
- ナイジェリアでは、広告の「部族ウケ」に気をつける必要があるらしい。Facebook利用者は300万人から700万人へ増加予測。
- セキュリティの話のなかで、CIAのジム・ゴスラーは「米国には、世界レベルの技術者が1000人程度しかいない」と述べる。
- スティーブン・レヴィーの新刊『In The Plex』では、Google創業者2人の受けたモンテッソーリ教育が重要と言ってるらしい。モンテッソーリって、ちょっと調べてみたけど、よくわかんないんだよねえ。
- 山形さんの連載。代替医療は所詮プラシーボ効果だけど、プラシーボ効果が効く(しかもすごく効く)という仕組みはよくわかってない。代替療法の「プラシーボ効果だけ」を利用するのもいいのではないか。
他にもおもしろいのはあるけど、とりあえず目についたものだけ。
■ ノートをScanSnapでスキャンしてEvernoteに入れた
とりあえず100ページくらい。A4のレポートパッドを使っているので、断裁なしでスキャンできる。ScanSnapには用紙の向きを自動で判定する機能があるんだけど、手書きだからかほとんど判定してくれねーんだわ。なので、スキャンしてから自分で回転させる必要があるんだなあ。ここがスゲー面倒。ちなみにJPEGでスキャンしてる。
正直、Evernoteに入れる意味は皆無なんだけど、タグがつけられるのがいいんだろうなあ(あまりメリットを感じたことないんだけど)。ただ、写真アプリに入れるのはちょっと違うので、使用アプリを分けるというのはいいと思う。
2011-06-28 (火) [長年日記] Edit
■ [映画]
バットマン [DVD]
これまたBSでやってたやつ。さすがのジャック・ニコルソンですなあ。
ちなみに、『ウェブオペレーション』の「訳者まえがき」で「ダークナイト」を引用してあるんだけど、見出しの「Wait'll they get a load of me」というのは、本作でジャック・ニコルソンが演じるジョーカーのセリフだったんですよ。「キック・アス」のラストでレッド・ミストが引用したセリフでもあります。
2011-06-29 (水) [長年日記] Edit
■ [本]
弓と禅 改版(オイゲン・ヘリゲル/稲富 栄次郎/上田 武)
「弓と禅」「禅とオートバイ修理技術」 日本人がパターンランゲージを理解するために重要な本だそうです。 #metacon Sat Jun 25 14:10:50 +0900 2011 via Echofon
kawaguti
Yasunobu Kawaguchi
中埜先生の発言らしいので読んでみたけど、訳が本当にひどい。まあ、1956年のものみたいなので、仕方ないか。内容としては、日本人にとっては大したことじゃない。スターウォーズ的なところもあるので、現代の西洋人でも理解しやすそう。歴史的価値があるくらいかなあ。これのどこがパターンランゲージの理解に役立つんだろうか。謎だ。
それはそれとして、仏教ではなくその一派に過ぎない禅(宗)に、なぜそれほどまで注力するのか不思議で仕方なかったんだけど、本書でも述べられている通り、やはり鈴木大拙の本がきっかけなんだなあ。禅を「ZEN」と日本語的に発音することからもわかるように、禅の思想は日本経由で広まっているのね。
釈尊や達磨のもともとの思想に老子やなんかの中国の思想が混ざって、さらに日本独特の何かが融合したものが、ZEN。それを「禅」宗だから仏教も同じだろうと発想を逆回転させると、ダライ・ラマに意味不明なジョークを言うようになるんだろうなあ。
個人的には、禅を学ぶよりも、釈尊あるいは龍樹について書かれた本を読むのがいいんじゃないかと思ってる。あんまり詳しくないので、偉そうなことは言えないけど。

1 muryoimpl [私、これ劇場で観てきたんですけど、骨のある邦画だな、と感動したのを覚えています。でも気になったのが、あの牛と伊勢谷の..]
2 kdmsnr [この2つで台なしですよねえ。]