2010-07-28 (水) [長年日記]
■ [映画]
第8作 男はつらいよ 寅次郎恋歌 HDリマスター版 [DVD]
これで森川信のおいちゃんが終わり。名役者だけに感慨深い。
また、立川志らく師匠によれば、本作で志村喬から学んだ「人間らしい生活」を契機に寅さんのヤクザらしさが薄れていくそうだ。そういう意味でも、本作は第1のターニングポイントと言えるだろう。
ただしこれらは、後から考えるとそうかもしれない、というだけで、作品自体はいびつな感じがする。たとえば、葬式で常識はずれな振る舞いをするところなどは、精神か知能に障害があるんじゃないかと疑うほどだ。散歩先生の葬式ではちゃんとやってたのに、なんだそれ。
寅さんというのは、「ある意味では正しいけど、それを言ったら身も蓋もない」ことを敢えて言うところに「正義」があるのであって、常識はずれのベロベロバーをする人間として描いてはいけないんだ。
それとは別に、志村喬と満男の出会いが泣ける。
■ 町山さんの「でもやるんだよ」

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