2009-09-01 (火) [長年日記]
1 平成仮面ライダーメモ
『ゼロ年代の想像力』と『Final Critical Ride』の私的メモ。
前提
仮面ライダーの「変身」は「成熟モデル」でもある。かつての「変身」はエゴの強化だったが、現在における「変身」とは他者とコミュニケーションする(自分と違う誰かに手を伸ばす)ことである。
- 平成仮面ライダー
- 2000年のクウガに始まる仮面ライダーシリーズ。ターゲットが多様なので(小さなお友達から大きなお友達まで)、「複数の文化圏を同時攻略」することを義務づけられた作品であり、どのお友達にも対応できるような普遍性を持つ作品となっている。
- 決断主義
- ポストモダン社会における不確実さに対して「(何かよく分からないけど)でも、やるんだよ!」という自覚的な主義のこと。
- 正義
- 正しい価値
- 成熟
- 子供に示す大人像
クウガ
平成の特撮(ガメラシリーズなど)を仮面ライダーに持ち込んだ作品。
- 正義:無差別殺人を行うグロンギに対する勧善懲悪
- 成熟:完成された超人。主人公だけが変身可能(エゴの拡張)。
アギト
- 正義:アンノウンに対する正当防衛
- 成熟:等身大の夢(コックになる)を持つ。日常に絶望しない(生きるっていうのは、おいしいことなんだ)。記憶喪失という属性にアイデンティティを持たない。「アギト」は超能力者の総称でしかない。それ単体ではアイデンティティとはならない。
龍騎
バトルロワイヤル
- 正義:相対的かつすべて無根拠である前提で、勝った人が決める。
- 成熟:変身は単なる契約
555
アギトの裏番組
- 正義:オルフェノクは人間でもある。「正義」が殺人になる。
- 成熟:翔一(アギト)の逆(夢がない、人間関係に絶望、555であることがアイデンティティ)。反面として描かれている。変身はベルト(記号)を身につければよい。入れ替え可能。
ブレイド
...
響鬼
- 正義:勧善懲悪
- 成熟:完成された大人(父親モデル)
カブト
..
電王
- 成熟:「社会(デンライナー)」でのコミュニケーション。変身は憑依(自分のなかに他人がいる)。
キバ
響鬼で父親モデルがうまくいかなかったことのリベンジ。民族性(吸血鬼)。
ディケイド
すべてがカード化。取り替え可能。
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