2008-05-03 (土) [長年日記] Edit
■ [本]
人材いらずの営業戦略(宋 文洲/工藤 龍矢)
プロセスマネージメントについて。
誰でも得手不得手があるので、 仕事を細分化していって、 それぞれが得意な担当につけばいい、 というもの。
ムダ取りによる多能化とは逆方向に見えるけど、 こちらは「線」で、多能化は「点」なんだろうな。 視点が違うだけ。 「得意」になれば、別に問題ない。
USP(ユニークセリングプロポジション)
売りたいお客さまに売るための売り文句。 買ってくれたお客さまに「なぜ買ったのか」を聞くことでヒントを得る。
売れるしくみ4ステップ
- 集客
- 見込み客フォロー
- 販売・見極め
- ファン化
#多くのシステムだと顧客以前のステータスがないよなあ。どうしたもんか。
リレー方式
それぞれのステップの担当を別々にする(集客はマーケティング職、販売は営業職など)。
アドオン型
特定のステップにサポートをつける(ヒアリング時はエンジニアを同行させる等)。
ピールオフ型
属人的ではない仕事(納品、請求書発行、集金)を引きはがして(ピールオフ)、営業職は属人的な仕事に専念する。
#接近戦というやつだなあ。
人事評価はプロセス主義で
プロセスに忠実かどうかで判断。これで売上や利益を気にせずに仕事ができる。
#とはいえ、個人目標を売上にさせたら意味なくないか?ここはおかしいと思う。嫌悪感すら覚えた。
プロセスの設計はマネージャーが
#これはいい。当然、現場の声を聞きながら一緒になってプロセスを改善する必要はあるでしょう。
■ 案件型の粗利
案件型の仕事をしていると、 従業員の人件費を原価と考えてしまいがちだけど、 原価にはしないほうがいい。
見積り額の判断基準になるかもしれないけど、 実際には案件をパラレルで走らせたりするからね(稼働率が100%超)。 かといって、仕事の配分によって金額の割り振りを考えるのも面倒だし。
それに、案件の原価が分かったらアサインされた人の給料がバレちゃうしね。 それでもいいよっていうドライな人はあまりいないでしょう。
なので、「2008年5月人件費」みたいな案件を作って、 みんなの給料はそこにまとめるのがいいんじゃないかと。
2008-05-04 (日) [長年日記] Edit
■ [映画]
ザ・プレイヤー [DVD]
メタな映画。再帰的な映画。
id:yomoyomoさんが「アルトマン復活の傑作」とおっしゃっていたが、 監督や役者やハリウッドに詳しい人なら、かなーり楽しめるはず。 僕はあまり詳しくないけど、それでも楽しめたよ!
■ [本]
勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─(勝間 和代)
悪い内容じゃないけど、既存の考えをつなぎ合わせた内容なので統一感に欠けるかなあ。
長時間労働を否定する記述は素晴らしいと思う。
2008-05-05 (月) [長年日記] Edit
■ [会社訪問] 株式会社ラグザイア
すんごく気になる記事があって、連休中にも関わらずお邪魔させていただいた。どうもありがとうございました!!
それにしても行く前の調査が足りなかったなあ(反省)。あとで日記を全部読みする。
メモ
- 見積りしない
- トリアージ
- 40h/w は必須
殴り書き
どのパラメータを絞るかで対処が変わってくるので、一概にこうすればいいというのは言いにくい。とはいえ、『
リーンソフトウエア開発~アジャイル開発を実践する22の方法~(メアリー・ポッペンディーク/トム・ポッペンディーク/平鍋 健児/高嶋 優子/佐野 建樹)』で言われている「目標コスト契約」や「目標スケジュール契約」「利益共有契約」あたりがキーワードにはなるんじゃないかと思った。ぐぐってもあまり見つからないので、言葉を換えて探してみよう。
個人的には、id:m_pixyがトイレの前で言った「従業員のまま幸せになる方法はないのかな」に惹かれた。
2008-05-08 (木) [長年日記] Edit
■
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven [DVD]
こういう話だったのか!(再)
笑い男のほうが面白いと思ってたけど、こっちのが面白いじゃん。 にしても、まだまだ難解だわ。 そもそも安保締結で官房長官以下はどういう利益を受けるのだろう?
タチコマ→フチコマ。
2008-05-09 (金) [長年日記] Edit
■ [本]
すぐに「かんばん」をやめなさい―トヨタに学びたければトヨタを忘れろ 中小メーカーのためのトヨタ生産方式(近江 堅一)
かんばん方式
かんばん方式(後工程引き)は生産計画の微調整の手段にすぎない(かんばん方式がジャストインタイムなのではない)。多品種少量生産が主である中小メーカーでは、かんばん方式を適用できる領域は限られている。
多品種少量生産型では、「押し込み型」がよい。その際、列車運行表のメタファを使うとよい(各駅の通過時間を決める)。
物申す
正しいかどうかは機械に聞く。
納期日以前に管理納期日を設ける
納期日より前(管理納期日まで)につくった完成品は在庫ではなく、出荷待ち製品。
2008-05-10 (土) [長年日記] Edit
■ [本]
リーン開発の本質 ソフトウエア開発に活かす7つの原則(メアリー・ポッペンディーク/トム・ポッペンディーク/高嶋 優子/天野 勝/平鍋 健児)
散文的でいい話をまとめました形式なのでリズムよく読めないなあ。 でも、ポイントポイントではいいことを言ってる。
ただ、範囲が広い分、底が浅いので、参考文献から別の場所へ飛ぶべき(あ、bliki_jaが載ってる!!)。
メモ
「すばらしいじゃないか!問題を早期発見したぞ」
W・エドワーズ・デミングの「深遠なる知識の体系」と「14項目」。
- 8. 恐怖感を持たせない。
- 10.スローガンや説教、到達目標の使用をやめる。人ではなくシステムを変える。それはマネジメント側の責任。
- 11.作業者への数値的ノルマをなくす。(システムを提供するということか?)
- 12.固定給の作業謝意は、毎年の査定をやめる。
決定論的なスケジュールは間違った手法。次の3つのいずれかの手法を使うほうがいい。
- モンテカルロ・シミュレーションを使って確実性を上げる
- CCPMを使用してプロジェクトバッファを用意
- 責任をベースとした計画と制御にする
情報共有と協力が不可欠な場合には、 個人の管理範囲よりも影響範囲に基づいて報酬が与えられるべき。
関係的契約は、製品仕様を契約でうまく記述することはできない、という想定に立っている。そのため、契約内容は、「各社がどのように協業するか、何を提供していくか」に重点を置いている。良好な協力関係ができれば、ドラッカーが言うように、コストは30%程度抑えられる。
関係的契約の例は http://www.leanconstruction.org/ に載っている。
CCPMは「依存関係が事前に計画できる」ものに対する解決策に過ぎない。←それ、もうアジャイルで解決できてるよ。『Agile Estimating and Planning』の17章読め。
■ [本]
Agile Estimating and Planning (Robert C. Martin Series)(Mike Cohn)
先ほど「17章読め」とあったので、読んでみたけど、うーん。
プロジェクトバッファの算出
いきなり公式が出てきてるけど、こういうこと(だと思う)。
前提として、
w: 最遅値(90%) a: 平均値(50&) σ: 標準偏差(SD)
と表す。
正規分布時には、95%の値(w)は平均値(a)から2SD(2σ)の距離にあるので(ここでは90%と言ってるけど、無視して)、σは、
2σ = (w - a) σ = (w - a) / 2
となる。ref - 20080325#p02
また、
σ = √分散
なので、各ストーリーの分散は、
分散 = ((w - a) / 2 ) ^ 2
と表せる。
で、ストーリー全体のプロジェクトバッファも2SDにしたいので、
プロジェクトバッファ = 2σ = 2√(ストーリー1の分散)+(ストーリー2の分散)+...+ (ストーリーNの分散)
つまり、
2σ = 2 √((w1 -a1 ) / 2 )^2 + ((w2 -a2 ) / 2 )^2 + ... + ((wN -aN ) / 2 )^2
となる。これを簡略化して、
2σ = √(w1 -a1 )^2 + (w2 -a2 )^2 + ... + (wN -aN)^2
となる。これが、p.195の公式。
2008-05-13 (火) [長年日記] Edit
■ [本]
独立を考えたら読む本―弱者独立の成功法則(竹田 陽一)
この人はどの本も内容が一緒だなあ。 でも、この本がいちばん詳しい感じがした。
「報連相」の第一の対象は「お客」にすべき、というのは納得。
■ [本]
売り込まなくても売れる!実践編 トップ1%の営業マンから生まれた「高確率セールス」(マイルズ・サンキン/宇都出 雅巳/神田 昌典/ジャック・ワース)
高確率セールスの本。サイトはここかな。
買ってくれない客(低確率な客)につきあうのはムダなので、 トランプのカードをめくるように次々と(1日3時間)電話をかけていく。 淡々とした口調でクローズドクエスチョンを投げかけ、 「ノー」だったら「わかりました、さようなら」。 「イエス」だったら次のクエスチョン。 「中断されない1時間」で 「信頼と尊敬を確認するプロセス」を経てクローズ。
外資系の保険会社とかは割とこういう電話をかけてくるなあ。
2008-05-14 (水) [長年日記] Edit
■ [本]
図解入門 最新バランス・スコアカードがよーくわかる本―戦略的マネジメントへのパーフェクトアプローチ (How‐nual Business Guide Book)(藤井 智比佐)
Amazonのレビューが★5つばかりでかなり不自然だとは思ってたんだけど、案の定、あまりいい本じゃなかった。2/3はBSCですらないし。いちおう基本的なことは書いてあるんだけど、「BSCって何?」程度のことは Wikipedia でもいいわけで。
まあ、誰がやったにせよ、レビューSPAMは著者の印象が悪くなるよね。
■ [本]
【新版】小さな会社にも活用できるバランス・スコアカードの創り方(伊藤 一彦/上宮 克己)
BSCは単なる思考ツールなので、その先の試行錯誤が重要、ということがよく分かる。文章の書き方も平易で、すらすら読める。
続きはDVDで、ということらしいが、これは買ってもいいかもしれない。
メモ
- 人事評価は「行動評価(上司の評価)」「スキル評価(テスト)」「業績評価(BSC)」で。
- BSC構築ステップ
- ビジョン策定
- SWOT分析
- クロス分析
- 戦略マップの作成
- 重要成功要因の設定
- 業績評価指標の設定
- 目標とアクションプランの作成
- 実績と結果の分析
■ [本]
経営戦略のトリセツ[取扱説明書](西村 克己)
なかなかいいまとめ。ランチェスター戦略に触れているところなんかは、そこいらの書籍とは違う感じ。ただ、後半はアルファベットを多用した普通の書籍になっちゃってる。残念。
■ [本]
22歳の大学生が1億円稼いだ ありえないマーケティング(原田翔太)
ダイレクトレスポンスマーケティングを上っ面だけで実践すると、長期的にはうまくいかなくなる、っていうことをこんなに若い人が気づいているのが凄いなあ。
参考文献の1番目が神田さんの本ではなく、『
ハイパワー・マーケティング(ジェイ・エイブラハム/金森 重樹)』なのは、狙ってんのかなあ。
2008-05-15 (木) [長年日記] Edit
■ [映画]
たそがれ清兵衛 [DVD](山田洋次/藤沢周平/朝間義隆)
娘は父親のダークサイドを微塵も感じてないようだったけど、 それは違っていて、 あの件で自分とのダークサイドと決別したんだよなあ。
2008-05-16 (金) [長年日記] Edit
■ [本]
ジョジョの奇妙な冒険 41 (集英社文庫 あ 41-44)(荒木 飛呂彦)
このへんからジャンプで読むのをやめたんだなあ。
■ [本]
NANA 19 (りぼんマスコットコミックス クッキー)(矢沢 あい)
10ページくらいで面倒くさくて読むのをやめた。 今後は読むのをやめようと思った。
2008-05-18 (日) [長年日記] Edit
■ [本]
戦略とは何か(コーネリス・クルイヴァー/ジョン・ピアーズ2世/大柳 正子)
ドラッカーが推薦文を書いてるけど、 なんつーか、上っ面だなあ。
■ [本]
そうなのか!ランチェスター戦略がマンガで3時間でマスターできる本 (アスカビジネス)(田岡 佳子)
竹田陽一さん経由でしか知らない人には得ることが多々あるが、マンガなので内容は浅い。
■ [本]
ベンチャーキャピタルからの資金調達―MBAキャピタリストとベンチャー社長による(嶋内 秀之/伊藤 一彦)
前半がVC目線。後半が社長目線。 社長目線のは上場目的なんだったら読むといいのかも。 こないだのBSCの人が書いてる。 前半はそもそもの良し悪しが分からん。
2008-05-20 (火) [長年日記] Edit
■
見てわかるバランス・スコアカードの創り方 [DVD]
本のおまけみたいなDVD。価格が安いので会社の広報みたいな位置づけなんだろうけどさあ、あまりにも内容が無さすぎだろ。社員と一緒に作るだのPDCAを回すだのもう秋田よ。
いろいろ作業やった挙げ句、「営業利益アップ」とか「売上高アップ」程度の目標を作るってなんなの?バカなの?
BSCのアプリについては、業績指標の候補が出るのはいい感じだと思った(あらかじめ用意されてるんだよね?)。
まあ、結論としては、がっかりだな。
2008-05-21 (水) [長年日記] Edit
■ [本]
インターフェイス指向設計 アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
角谷さんより献本いただいた。# はやく知らない人から献本もらえるようになりたい!
なんというか、評価の難しい本ではあるのだけど、監訳者まえがきにあるように、 オブジェクト指向の「ワン、ニャー」と「現実のシステム」との間に乖離を感じている人にとっては、その溝を埋めてくれるものになりましょうよ。ページ数が少ないので、なんともいえない尻切れ感があるけれど、こういう類の本はどれも鈍器本なので、そういうものに嫌悪感を感じている人にはいいと思います。
こないだ「公布済インタフェース」という訳について聞かれたんだけど、それは本書に載るからだったんだね。
それはそうと、ブレースの位置がキモい。GNUスタイルってやつ?
2008-05-24 (土) [長年日記] Edit
■ [旅] 日光1日目
母親がやって来たので、週末に3人でどこかへ行くかーということで、母親が行ったことないという日光へ行くことに。
前日の夜中に計画を始めたんだけど、レンタカー、ホテル、と予約して、肝心の交通手段(スペーシア)がインターネットで予約できなくて、うきー!トランザクションをもどしてくれー!とか思ってたんだけど、仕方ないので普通に「新宿--(湘南新宿ライン:グリーン車)--宇都宮--(日光線)--日光」で行った。
レンタカーの時間まで余裕があったので、タクシー貸切で霧降の滝、霧降高原、大笹牧をまわった。本当は東照宮までお願いしたんだけど、運転手の爺さんに散々説得されて、いつの間にか路線を変更されてた。結果として良かったんだけど、ちょっと強引すぐるなあwww。何度も何度も「お客さんはお金を使って、私は気を使って満足してもらう」と連呼してた。商売人だなあ。
時間になったのでレンタカーを借りる。華厳の滝と湯滝を経由して、奥日光湯元温泉 湯守釜屋まで。なんだか部屋はボロいけど、温泉はものすごい勢いで硫化水素な感じ。温泉好きにはいいみたいだけど、ぼくは長くいると気分悪くなってきたよ。料理は値段相応かなあ。この辺りには旅館やホテルがたくさんあるので、どれがいいのかよく分からんね。泉源は一緒みたいなので、どれも同じかもしれないけど。
2008-05-26 (月) [長年日記] Edit
■ 【2刷目】
アジャイルレトロスペクティブズ【誤植修正】
読みにくい!読みにくい!と言ってる人を見つけては涙しておりますが、 一方で、役に立った!役に立った!と言ってる人を見つけては涙しております私の訳書『アジャイルレトロスペクティブズ』ですが、『アジャイルプラクティス』の影で、ひっそりと刷数を増やすことができました。本当にありがとうございました。
2008-05-28 (水) [長年日記] Edit
■ 日付順にデータを表示したい(けどデータがない日付がある)ときのSQL
どうかなあ。これならビューであれこれしなくて済みそう。
#サンプルコードが動くかどうか不明。こういう感じでやってくれってことで。
カレンダー用の日付テーブルにデータを入れる
CREATE TABLE cal(num VARCHAR(2) NOT NULL);
INSERT INTO cal VALUES('01');
INSERT INTO cal VALUES('02');
:
INSERT INTO cal VALUES('31');
SQLを動的に作る
def cal_sql(y, m)
ym = "'%04d-%02d-'" % [y, m]
lastdate = 31 # TODO
sql =<<-SQL
SELECT * FROM
(SELECT #{ym}||num AS date FROM cal WHERE num <= #{lastdate}) AS a_tbl
LEFT OUTER JOIN
(SELECT date FROM hogehoge GROUP BY date) AS b_tbl
ON a_tbl.date = b_tbl.date
ORDER BY a_tbl.date
SQL
cal = AR.find_by_sql sql
end
cal_sql(2008, 05)
2008-05-31 (土) [長年日記] Edit
■ [映画]
パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]
つまんない。
2世界が個別ではダメだと思うなあ。リンクしないと。
つーか、主人公のアホさ加減にゲンナリ。「何も食べてはいけないよ」→食べる→「ぶどう2つならOKだと思った」みたいな。もっと話を丁寧に作りましょう。
パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)(海部 美知)
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)(國貞 克則)
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man [DVD]
プラネット・テラー プレミアム・エディション [DVD]
1 yoosee [おお、2刷おめでとうございます。うちは私が買って置いておいたら部長が気に入って、原書も取り寄せて米国人相手にこれをネ..]