2007-03-17 (土) [長年日記]
■ [映画] 劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE [DVD](石ノ森章太郎)
ヒドいなあこれ。お前ら宇宙をなめるな。ドレイク弱すぎ。それに簡単に時を越えられちゃうもんだから、時の流れとかもうグダグダになっちゃってるよー。
まあ、久々にパーフェクトハーモニーのザビーを見れたのは良かったかな。
■ [映画]
ゆれる [DVD](西川美和)
これは良作。すばらしい。
吊橋の上で起きたある事件について、観客は何も教えてもらえない。事実と真実とが交錯して、こっちまで何が正しいのか分からなくなってくる。登場人物が理由として挙げるものはいちいち納得ができる。田舎の閉塞感。うんうん、もっともだ。だが、それらはすべて裏切られる。登場人物だけでなく、こっちまでドキっとするような裏切られ方だ。そして、その一瞬のうちに起こる内面の葛藤を、説明的でなく、本当に映像だけで描かれている。
見た後にいやーな感じになるけれど、それだけいい作品だってことだなあ。
■ [映画]
日本沈没 [DVD](小松左京/橋本忍)
あんまり重要ではないところに時間を割いていたり、そのせいで無駄に長いし、終盤は展開が微妙だし(なぜ自衛隊のヘリに乗っているのかとか)、全体的に上から目線でしか事象を扱えてないところなんかは不満ありまくりんぐなんだけど、それを差し引いてもスゲエ作品。
まず登場人物の設定と役者がすごい。というか、藤岡弘、がすごい。「あなたは結婚するの?」「するさ」「なぜ?」「子供を作るためさ」「……抱いて!」えーーーー!みたいな。なにそれ。謎の老人は本当に謎だったなあ。なんだぁあれ。
日本沈没の危機により国民が国外へ移住しなければならないという問題提起によって、
- 国家と民族の有体を問い直す
- その実行計画をどうするか
という興味深い点を描いていたのは良かったなあ。描ききれてないけど、描こうとしたのは良かった。
特典映像に小松左京さんと竹内均さんの対談が。内容は面白いんだけど(『Newton』誕生の話とか)、竹内均さんの軽快なトークをさえぎってまで滑舌の悪い小松左京がしゃべりだすのがいちいちイライラした。
あーあとあと、昔の作品を見てるといつも思うんだけど、タバコよく吸ってるよね、みんな。
