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2006-10-10 (火) [長年日記]

エドモンド・フェルプス教授、ノーベル経済学賞

一九六○年代まで、失業率とインフレは、失業率が高いとインフレ率が低くなるという反比例の関係にあるとされた。しかしフェルプス教授は、この傾向は短期的には妥当だが、長期的には当てはまらないことを証明。

これに対しフェルプス教授は、賃金と物価に加え、情報の入手時間など個人の行動が雇用情勢に影響すると指摘。長期的には失業率はインフレに影響されず、専ら労働市場の状況に左右されるとするとの結論に達した。

1968年(あるいは67年)、マネタリスト学派の主唱者ミルトン・フリードマンは、エドモンド・フェルプスとともに独自の完全雇用失業率の概念を創出し、これを「自然失業率」と名付けた。