capsctrldays

2004-07-26 (月) [長年日記]

[] 元気の出る読書術 (王様文庫)(ハイブロー武蔵)

中谷某のような、箸にも棒にもかからない文章。「みなさん読書をしましょう」で終了。薄い。薄すぎる。こんなの本にすることか? ここで提言している良い文章の書き方「短く書く」が、いちいち改行して行数を稼ぐことじゃないことくらい、まずは著者自身が知るべきだな。

[] 一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法(熊谷正寿)

これ、どっかで読んだ内容だな……。あ、あー、フランクリンプランナーか。あれをカスタマイズしただけだな。しょーもな。でも、事例ドリブン(?)として読めるので、参考にならないこともない。

氏は「書くこと」「持ち歩くこと」「繰り返し読むこと」が重要だと述べ、そのためには聖書サイズの手帳が最適だと言う(ここではファイロファクス)。GMOでは、社員への配布資料はすべて手帳のリフィルだそうだ(ここまでやると凄いよなあ)。

実際の手帳の使い方だが、ミッションならぬ15年計画書を作成し、そこから実際の行動予定表に落とし込んでいく。そんだけ。いろいろごちゃごちゃ書いてるけど、そんだけだ。

そんだけならPalmでも出来るし、ぼくもやってる。というか、Palmのほうが強力だがね(名古屋弁)。でも最近、やっぱ、手書きは手書きで重要な気がしてきている。負担にならない程度で、手ごろな手帳でも持とうかなあ。何より、持ち歩くのがイヤなんだよね。手ぶら最高。

※つーか、Amazonのレビューがキモい。

[] 絶対できる!―Never Give Up!(川西 茂)

か、買うんじゃなかった……。誰でも「できる」と思えばできるんですって!(そんなの聞き飽きたYO)

[UML] UML PRESS Vol.3

発売日: 2004/08/04

[] 経済学をめぐる巨匠たち (Kei BOOKS)(小室 直樹)

経済学は理念から実践、そして科学になっていったとぼくは思っている。でもそれは漠然と思っているだけで、実際はどーだか知らない(ぼくは経済学部だが経済学科ではなかったのだ)。本書では小室直樹のあの痛快な文章でもって、経済学の歴史的なうねりが示されている。

で、分かったんだが、ぼくはあながち間違ってはいなかったようだ。つまり、古典派からケインズ経済学、そして後のケインジアンがそれぞれ理念、実践、科学に当たるとゆーわけだ。わはは。

本書でのポイントは3つ。

  • 古典派、マルクス、ケインズという大きな流れ
  • マックス・ヴェーバーと資本主義
  • ヒックスからサムエルソンへの流れ(ケインズ経済学を数学的に証明)
  • (ついでにいうなら森嶋通夫も)

あれこれ興味深いことが書いてあって、一言でまとめるなんてもったいないくらい面白い。 できるならこれを一読し、そこから色々な方向へと興味の対象を広げていくといいと思う。

経済学に関して言えば、山形さんの経済思想の歴史がピッタリビンゴジャストミートである。時間のない方は、ヒックス、サムエルソンときて、クルーグマンという感じかな?

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
1 (2004-07-27 (火) 08:37)

全ての学問は数学に通ずるといったようなことを誰か言ってた。法律学も数学(科学)だって仲間ウチではよく言うよ

2 WR (2004-07-27 (火) 09:13)

「T字形」じゃぁ!! って、ココに突っ込んでも仕方ないか・・・。