2003-08-06 (水) [長年日記]
■ [Agile] XPアンギャ東京編 二日目
(注意:ワークショップなので、詳細は記述していません。ネタバレになるから。テキストにないことを中心に記述していきます。ご興味があれば、実際に参加されることをおすすめします。)
ただいまお昼。午前中はXPのプラクティスを応用したロールプレイングゲーム。顧客の要求に応じて、造園業者の方たちが、顧客の家の庭を作っていきます。材料は折り紙やクレヨン。そう、幼稚園とかの工作を思い出せば目安となるでしょう。
現在、第一イテレーションが終わりました。
ぼくは顧客の役なんですが、ちょっとストーリーカードの作成をミスったっぽい。要求とちょっと違ったことを伝えてしまったかも。でもまあ、いざとなったら「必殺☆いきなり仕様変更」という技を使ってみたいと思います。造園業者チームから「ったくよー」って言われること必至ですが。
反省
第一イテレーションの開始時、「これくらいだったら第一イテレーションだけでが出来るよ!」と造園業の方たちに言われてしまい、そのための受け入れテスト用のストーリーカードを必死こいて書いたんですが(大変!)、結局、ストーリーのほとんどを未消化のままイテレーション終了……。造園業のひとたちよ、見積もりが甘い、甘すぎるのだ。
こういった反省は、すべてReflection Sheetに記述していきます。
- つづけたいこと
- 問題点
- 試してみたいこと
つづけたいこと| 試してみたいこと
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問題点 |
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この結果、顧客(おれ)の負荷が大きいので(こんなこと普通あるのか?)顧客担当係を作ってもらうようにしました。実作業の効率を上げるための工夫をいくつか検討しました。見積もりの精度を上げるよう努力してみようということになりました。ペアのあり方を再検討してみました。これで第二イテレーションに望みました。
第二イテレーション終了
以上の反省点の効果がすぐに現れました。第一イテレーションでは18ptだったんですが、今度は35ptまでアップ。速度が着実に伸びています。これには驚きました。なんとなく作業の効率がいいなーとは分かるんですが、数値化されるとよりいっそう、実感が湧きます。次は50だ!とかね。それに伴うカイゼンも行われるわけですし。
気づき:
- YAGNI は重要
- Reflection Sheet は何にでも使える
- 仕様変更になると「ムッ」とするが、「ムッ」は不可避。できるだけ小さな「ムッ」を。
- 顧客を抱きこむことで、ストーリー未消化を「まあしょうがないか頑張ってるし」と思わせる!
- 誰のための開発なのか?(顧客ではなくエンドユーザー!)
(おまけ)鷲崎@ほげ日記さんのプレゼン
理路整然としてて、すげーと思った。
今度は実際にペアプロ
四則演算プログラムでJUnitの使い方を覚えた後、MyStackを作るという課題。最初はずっと助手席にいる人の役割。他人のコード書きを見るのは、なかなかに楽しい。そしてドライバーになった瞬間、やってしまった、
MyStack stack = new.MyStack
と書いてしまった(うわーん)。
この課題では、テストの作り方がよく分からなくって(popが成功したことをどうやって判断する?とか)、実はあまりペアプロの良さは分からなかったかも。よりプリミティブなレベルからのほうが(Eclipseのこんなショートカットどうよ?とか)、ペアプロの良さが分かるのかもしれない。
「ペアプロやってみない?」っていうとき、良い例題が少ないのはもったいないなあーと思う。例題集みたいなのを誰かが作らないかな?(他力本願)
全体を通して
2日間という短い期間でしたが、かなり楽しいものでした。もう会社には戻りたくなーい(尾崎)。それと同時に、こんなに楽しいものがそう簡単には広がらないという日本の現状について考えると、ちょっぴりダークな気持ちになりました。それをどうにか広げていこうと考えていらっしゃる人々のことを考えると、ぼくも何かしら力になれればなぁ……と思います。まずは力になれる力を見に付けることが先ですが。
おまけ
平鍋さんと牛尾さんが紹介していたWikiでテストするやつ(何だっけ?Fitだっけ?)とCanooの紹介。

このイテレーション反省会のやり方、コーバーンの本(青か橙か失念)にも載ってるのを読んだことあります。
おお。立ち読みしてきます。そういえば以前コーバーンに会ったんですが、そのときは何のひとか知らず、誰だあのヒゲ?と思っていました。失礼な奴だ。
XPアンギャいいなぁ。こんなイベントがあるとはしりませんでした。しってたら参加したかった。
XP-jpというオブジェクト倶楽部さんが運営されているMLがありますので、よろしければご参加ください。告知等はそこで出されています。
情報ありがとうございます。<br>さっそくMLに参加させていただきました。